ふくしまの今を語る人

24/12/20(金)大阪府大阪市にて講演会を開催しました!

講師:鈴木 正美 氏



ひとつ、ひとつ、実現するふくしま

今回は「福島県農業の現場から」というテーマで、大阪府大阪市で実施しました。
JA入社時からの想いや職員時代の学びを通じ、自身で農業を営み法人化するという道を選び、生産から出荷販売まで取り組んだ。
矢祭町で、耕作放棄地を活用し農作業体験する「やまつーりずむ」、東京都内でマルシェを開催。マルシェ出店者は女性農家で大量に出荷できない方や大規模な農園を持っていない方を中心に構成され、軌道に乗り始めた矢先、東日本大震災が起こった。
福島第一原子力発電所から50キロ以上離れているにも関わらず、福島県というだけで収穫した農産物を買ってもらえない。消費者に根気強く説明するも、安全性を評価する一方で購買意欲につながらないというギャップを経験。
思うように売り上げが上がらず、農業を辞めようと思った時、東北大学の学生からのメールがきっかけで、福島県の農産物をタイで販売するに至った。学生の「成し遂げたい。福島を伝えたい」という熱い思いを感じ勇気づけられた。
これをきっかけに、海外販売に向け販路開拓を行い、世界標準認証制度「GLOBALG.A.P.」を取得。
農業の高齢化問題や人口減少問題にも取り組み、農業の簡略化にも着手。ドローンや無人田植え機を活用している。農作業負荷を減らすにはこのような変革も必要である🌾
農家の高齢化に伴い、2~3年のうちに間違いなく生産者が減る。構造改革にチャレンジしていくが、皆さんも今後、食糧確保について考えて欲しい。と、お話いただきました🎤

講演を希望される方は「講演会のお申し込み」からお申し込みください!



Instagramはこちら

YouTubeではアーカイブ動画を掲載しております





TOPに戻る