講師:佐藤 宏美 氏

令和7年度第9回目の「ふくしまの今を語る人」講演会は、「青空市場GoodDayMarketの挑戦」というテーマで実施しました。
海外旅行に行くにつれ自国である日本文化への理解不足を痛感し、京都の料亭で働く道に進んだ。働く中で、幼少期に慣れ親しんだ福島の食材の魅力を再認識し、自身が「福島の食に育てられた人間」であることを実感した。東日本大震災では、福島県の原発事故により地元への支援が困難となり、大きな衝撃を受けた。復興への思いから、福島に戻り、災害支援を広めるセンターで活動。農家の耕作放棄地を目の当たりにしたことをきっかけに、地域の農業や食を支える活動をするため「GoodDayMarket」を立ち上げた。農家・料理人・加工業者が毎週日曜に出店するもので、10年間継続して開催されている。
また、出荷制限が解除された福島県産のゆずを広めるためにスタンプラリーの企画や、出店者とともに無農薬・無肥料での米作りにも取り組み、地域の子供たちと共に田んぼの生き物調査を行う👧👦など、自然や食の循環を通して地域とのつながりを育む活動を展開。
2025年の目標として、耕作放棄地の田んぼ再生プロジェクトを計画している🌾と、お話いただきました🎤
講演を希望される方は「
講演会のお申し込み」からお申し込みください!