講師:矢數 美里子 氏

令和7年度第27回目の「ふくしまの今を語る人」講演会は、「小名浜伝統製法の『味丸黒干®』ブランディングと販路開拓、継承の想い」というテーマで実施しました。
震災当時は、従来のさんまのみりん干し事業だけでは立ち行かなくなり、加工請負部門の新設や事業規模の縮小、先祖代々受け継いできた土地の売却といった苦渋の決断を経て、小規模な工房で再出発。
商工会などの助言を受け、セミナー参加📚や専門家の支援を活用しながら、営業・商品開発・ブランディングに一から取り組んだ。伝統的な「継ぎ足しのタレ」については、科学的分析を実施し、無添加・アレルゲンフリーといった特徴を「見える化」することで、商品の価値を明確化した📈
震災後から現在に至るまでの風評被害やALPS処理水の海洋放出をめぐる消費者・取引先の反応など、当初は厳しい声が多かったものの、現在では食の安全性や検査体制が広く認められ「応援したい」「安心して取り扱いたい」といった前向きな評価が増えている☺️
重要なのは諦めずに続けること、情報を開示し続けること、そして実際に食べてもらい理解を深めてもらう機会をつくることが大切。と、お話いただきました🎤