講師:渡邊 とみ子 氏

令和7年度第31回目の「ふくしまの今を語る人」講演会は、「諦めない心で目標に向かう~田舎のかーちゃんの挑戦~」というテーマで実施しました。
東日本大震災以前は、“世界に誇れるかぼちゃの品種を世に出したい”という夢に向かって飯舘村オリジナル品種「いいたて雪っ娘かぼちゃ」🎃の生産・加工・販売と共に「までい工房美彩恋人」を立ち上げて商品開発にも力を入れていた。
東日本大震災と原発事故によって飯舘村は全村避難となり、途方に暮れていた中で、飯舘村の地域づくりに関わっていた福島大学の先生から「かーちゃんの力・プロジェクト」のお話をいただき、仮設住宅で支援だけの生活ではなく自分たちで動き出したいという思いを持ち「結もちプロジェクト」をスタート。避難者の活力を促す取り組みとなった。
避難先で作った「いいたて雪っ娘かぼちゃ」を直売所に出し、放射能の安全性などに対する意見もある中、独自の厳しい検査基準値を定め、食品の安全性を強調。
「蒔かぬ種には芽が出ない」という信念の下🌱、福島市と飯館村で土地を耕し、種を蒔いて、農産物の生産を再開。イオンとの連携も風評被害払拭の一因となり、徐々に販売出来るようになった。
現在は夫婦の夢であった民宿「福とみ」🏠をオープン。体験を通した宿泊利用も増え、食と農の交流再生(心の復興と自立への道)が実現している。やらない理由よりやる理由を見つけて行動する事が重要である。と、お話いただきました🎤