ふくしまの今を語る人

7/22(土)福島県福島市からオンライン配信で講演会を開催しました!

講師:但野 忠義 氏  寺山 佐智子 氏



ひとつ、ひとつ、実現するふくしま

今回のテーマは『ふくしまの食の風評被害をなくすために~私たちにできること~』というもので、オンラインで開催し、全国から35名の皆さんがご参加くださいました 💻
講師の但野氏からは、被災してからの原乳出荷制限、乳牛の移動制限の経緯、出荷制限解除後の取り組み、風評払拭に向けた地道な活動についてお話いただきました 🎤
寺山氏は、震災のおかげでと考える、共存共栄、継続できる という三部構成の講演で、農業を通じて人を輝かせ、幸せを届け、福島の魅力を発信し続けたい。と熱く語っていただきました 😃

講演会の中では、以下の内容の質問が出ました。
【但野講師へ】

★出荷停止となった際にはどれくらいの牛乳が破棄されたのか?

A. 多い酪農家だと1日あたり2トンの牛乳を畑に廃棄していた。当時1キロ110円であったため、約20万円分の牛乳を廃棄していたことになる。

★出荷停止解除後一番心掛けたことは?

A. 数値をもとに客観的に安全性を伝えること。牛乳は特にパッケージ化された状態(牛乳パックや瓶詰)で提供されるため、牛乳自体見ることができないため、消費者に信頼いただくためにもモニタリング検査をするなど、とにかく客観的な根拠が必要であった。


【寺山講師へ】

★震災後安定的に出荷することができた理由は?

A. 売り先を構築し続けることを意識した。個人への販売が多くファンを獲得することができたため、一定程度安定的な供給ができた。

★桃を美味しく食べてもらうための秘訣は?

A. 旬な時に旬なものを食べていただくのが一番。消費者の手元に届いてからの保存方法についての説明書を同封するなど、おいしい状態で食べてもらうための工夫もしている。

講演を希望される方は「講演会のお申し込み」からお申し込みください!



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